ものづくり都市・川口の伝統と信頼の証 川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ) ブランド認定制度

地域を支えるものづくりの力

 川口市はものづくりを基幹産業とし、その成長を背景に商業、流通、緑化など多種多様な産業集積が形成されております。産業の発展は、経済活動のみならず、都市基盤整備、文化創造など地域社会の形成にも大きく貢献しており、今日の都市力の礎と言えます。
 本商工会議所は、本市の優れた製品や技術を認定し、高い技術や技能、ノウハウなどの魅力を全国に発信するとともに、認定企業の販路開拓・拡大を支援する『川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド認定制度』を推進しております。平成21年度より開始した本制度は、令和7年度新たに3製品・2技術を加え、72製品・52技術の全124ブランドを認定しております。
 さて、米国による関税措置への対応、長引く物価高の影響、労働費の上昇や深刻化する人手不足など、多岐にわたる課題に直面しております。
 その中でも、製造業を始めとした地域中小企業においては、価格転嫁の促進やIT導入などの生産性向上に果敢に取り組まれ、利益の向上に努められています。
 本商工会議所においても、本市産業の更なる発展のため、行政機関をはじめ、金融機関や関係団体の皆様と緊密な連携を図りながら取り組んでまいりますので、引続き皆様方のご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

川口商工会議所 会頭 細野博隆

川口商工会議所 会頭 細野博隆

世界に誇る「川口ブランド」

 本市はこれまで、多様な製品、技術が集積する国内有数の中小企業都市として発展を続け、現在ではさまざまな産業が市内経済を支えております。中でも、川口商工会議所が認定する「川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド」は、市内中小企業の持つ技術、伝統と新たなアイディアの融合を体現しており、本市産業の発展を支える原動力となっております。
 こうした本市の優れた製品・技術を市内外に発信すべく、川口市市産品フェアを毎年開催しております。今年で11回目を迎えた当該フェアにおいては、「川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド」の展示に加え、多くのブランド認定事業者に出展していただいたことで、「川口ブランド」が広く認知されたことと確信しております。
 原油・原材料の高騰や米国の通商政策により厳しい経済状況が続いておりますが、川口商工会議所及び中小企業の皆様と連携して、本市が誇る製品・技術のPRと活用促進に努め、市内事業者の販路拡大と市内経済の好循環の創出に向け全力で取り組んで参りますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

川口市長 奥ノ木信夫

川口市長 奥ノ木信夫