No.115 2007年8月号 Vol.405

椎の木稲荷遷座祭

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本来「稲生り」の意で農業神とされる稲荷社が、川口では古くから火伏せの神として各鋳物工場に祀られていた。

毎年三月初めの午の日は稲荷の縁日で、この日行われる「初午祭り」は火を生命とする鋳物師にとって厳粛で盛大な行事であった。

一年の安全を祈り交替で夜通し太鼓を叩き続け、勇壮な音色が町中に響きわたった。

江戸末の記録には「川口宿の宵宮の太鼓の音が、雲間に轟く雷の如く、海から聞こゆる潮騒の如く」であったとあり、その賑わいを伝えている。

写真提供:岩田 健 氏 昭和12年3月

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