オンラインマガジン 2017年5月 Vol.522

2017年5月 Vol.522

川口商工会議所 会員情報誌『move(むうぶ)』から一部を掲載しています。

特集

検定試験はビジネスの役に立つ

―詳細はこちらからご覧くださいP3-5-

今月の表紙

アイソン株式会社

未来を広げる戦略。

代表取締役 磯部 征児 氏
川口市中青木3-12-21
TEL:048-299-3597
FAX:048-299-3598
http://www.aison.jp/

経済産業省が支援する『新連携計画(異分野連携新事業分野開拓計画)』に、今年2月、関東から新たに8件の事業計画が選出され、同時に8社のコア企業(連携帯でリーダーとなる企業)が認定を受けることとなった。
そのコア企業のひとつが、川口市中青木にある磯部征児氏が代表を務めるアイソン株式会社である。

医療・健康機器の開発および輸入販売を手がけている同社は、企画開発力に定評があり、製品化に伴う法律事務の正確さ、迅速さには業界内からも厚い信頼が寄せられている。
今回、認定を受けた『新連携計画』では、特殊な技術を有する2社と共同で、家庭用モバイル型エコー(超音波画像装置)を開発。
トレーニングやダイエット、将来的には介護の現場などでも役立ててもらえるような事業化を目指し、歩みを進めているところだ。

商工会議所での経営革新計画も取得している同社が、さらに『新連携計画』の認定を受けたことは、極めて大きな商機といえよう。
ところが、磯部氏は、これを機に事業の規模拡大や多角化などを目指すつもりはないという。
その理由が、氏いわく、「弱者の自覚」というものだ。

「小規模の会社が大手の真似をしても意味がない。企業にもそれぞれに役割というものがあって、我々だからできることは、まだまだたくさんあると思うんです」
その思考は、決して自虐などではない。
むしろ、可能性を広げるための戦略の源泉に見える。

「我々の強みは、身軽さを活かした素早い製品開発と、行き届かない地域にまで商品やサービスを提供していくことではないでしょうか」

医療水準の低い国では、それが命につながることもある。
アイソンの打ち出した『新連携計画』は、こうした海外の市場も見据えた壮大なヴィジョンであったのだ。

なお、今回、『新連携計画』のコア企業として承認されたのは、埼玉県ではアイソンのみであった。
“できないこと”を憂うよりも、“できること”の強みを伸ばす。
その先に広がる地平は、無限の可能性を秘めている。


株式会社Ocalan

老若男女問わず、みんなが笑顔で食べられる 豆乳とおからのやさしいお菓子

代表取締役 坂巻 達也 氏
川口市栄町3-13-5-4階
TEL:050-3757-9349
http://ocalan.shop/
https://www.facebook.com/ocalan.inc/?pnref=lhc

老舗パン屋さんの挑戦

 創業60年以上の老舗パン屋「ボングー」で40年以上パンを作ってきた坂巻氏は、優れたノウハウを活かし、現在はパン教室・お菓子作り教室や、注文販売を行っている。今年4月より、新たな商品の販売に向けて㈱Ocalan(オカラン)という会社を立ち上げた。

おからを使用した、低糖質の体にとても良いお菓子を開発

 「おからの主成分はとても体に良いのに、食品にあまり利用されず、ほとんど産業廃棄物として処理されていることを知りました。このようなことから、おからを使った商品を開発し、いかにその成分が優れているかを、お菓子を通じて発信できれば良いと思い、新会社を設立しました」
 坂巻氏は以前から、大手百貨店より大豆の粉を使用したお菓子を頼まれ製造していた。その経験を活かし、おからの粉と豆乳を使用するお菓子の開発に努めた。試行錯誤を3年ほど繰り返し、このたび晴れて豆乳とおからのお菓子、「Ocalan(オカラン)」が商品化の運びとなった。
 「OcalanのラインナップのH.Ocalan(ヘルシーオカラン)は、1個約45グラム当たり99kcal以下、最近注目されている糖質量も、0.9g以下と低糖質の商品となっています。無添加で低糖質・低カロリーのお菓子です。小麦粉とバターを使用しておらず、小麦粉アレルギーの人でも安心して召し上がれます。
 砂糖は希少糖を使用し、豆乳とおからをバランス良く配合しているので、食感も、味も、体にもやさしいお菓子です」
 現在は販売準備まっただ中、5月13日(土)から「ネットショップBASE」での受注製作を始める。実際に商品を手に取ってみたい方は、樹モール燦プラザで行われる母の日イベント内にて対面販売を行うので要チェックだ。このイベントは花屋花々詞さんとコラボレーションし、花とOcalanを手軽にプレゼントできる特別セットの販売を行うそうだ。

卵も使わない、より安心して食べられる商品を目指す

 「今は商品に卵を使用していますが、子供のアレルギーの代表ともいえるのが鶏卵アレルギーと聞きます。夢は卵を使わないでもこのような商品を作ることです。アレルギーでお菓子を食べられない人が笑顔で食べられる、そのような商品を作っていきたいです」
 Ocalanは、小麦粉を使っていないグルテンフリーの商品でなので、噛んでさくっとやわらかく、やさしい口どけは、老若男女問わず食べやすい。
 「あまり甘くないので、朝食にも合います。水分と一緒に摂るとおなかの中で膨らむので糖質ダイエットにもおすすめです。厳選した原材料を使用し、その中にぎゅっと体に良いものがいっぱい詰まっています。それぞれの用途に合わせて、安心して召し上がっていただけるお菓子です」
 老舗のパン屋のノウハウを活かした坂巻氏の挑戦はまだまだ続く。

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