オンラインマガジン 2016年8月 Vol.513

2016年8月 Vol.513

川口商工会議所 会員情報誌『move(むうぶ)』から一部を掲載しています。

特集

不動産から見る川口の動向

―詳細はこちらからご覧くださいP4~6-

日本整備㈱

現場の声に、技術力で応える 自動車整備のパートナー

代表取締役 山下 幹彦 氏
川口市弥平1-5-9
TEL:048-223-3135
F︎AX:048-223-3136 
http://www.nippon-seibi.co.jp/
整備士の右腕となる「ハイブリーダー」

 自動車整備士の右腕となって働く機械がある。ブレーキフルード交換・エア抜き装置の「ハイブリーダー」だ。通常2名
で行う作業も、1名で安全かつ確実に行うことができ、大手自動車メーカーやディーラー、カーメンテナンスショップが挙って使用している。
 今号は、ハイブリーダーをはじめ自動車整備機器の開発・製造を行う日本整備㈱を取材した。

「ものづくりのまち」地の利を生かす

 「車検整備の中でも手間のかかる作業がブレーキフルードの交換とエア抜き作業です。ハイブリーダーを使うことによ
り迅速かつ安全・確実に作業ができます。車種別の専用アダプタがあり、1台で軽自動車から大型車まで、また、ハイブリッド車、EV車、自動ブレーキ搭載車でも使用することができます」
 システムはシンプルだが、他社が真似できないのが部品の精度やその設計だと山下社長は語る。
 「このアダプターは鋳物でできています。圧力に耐えられるよう、地元の鋳物業者に部品製造を依頼しており、樹脂部品、メッキ加工なども自社でできない部分は川口をはじめ近隣の企業にお願いしています。そのような意味で、『ものづくりのまち』の地の利を存分に生かしていると思います。また、整備現場の声を聞いて製品開発をしているので、作業のしやすさ・安全さを第一に考えた設計には自信があります。自動車関連の大手商社4社とも当社の製品を取り扱っていただき、国内をはじめ海外にも輸出しています」
 大型の整備工場では、ガソリンスタンドのように天井に配管をめぐらせ、効率よく作業ができるシステムも同社で施工している。作業スペース・動線が確保でき、作業環境の整備に大変好評だそうだ。

高齢でも女性でも使える、整備業界に役立つものを提供する

 同社を見学すると、職員の方がみなハツラツと仕事をしていることに気付く。県立川口工業高校のOB・OGも多く、地元雇用を意識しながら長く勤めてもらえるよう人材育成にも取り組んでいるようだ。
 「当社の目指すものは、整備業界に役立つものを開発・提供することです。現場の高齢化が進む中、高齢者も女性でも作業のしやすい環境を作るために、尽力してまいりたいと思っています。とはいえ、懸命に売り上げを伸ばしても、為替の影響で1割コストが変わってきたり、自動車の販売台数が経営を左右します。為替相場の動きは毎日チェックしています。当社は今年、設立40年を迎えました。自動車の機能が目まぐるしく変化する中で、『安全と環境を守るサービス』を今後も提供していきたいと思います」



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