オンラインマガジン 2013年4月 Vol.473

2013年4月 Vol.473

川口商工会議所 会員情報誌『move(むうぶ)』から一部を掲載しています。

存在感を高め、信頼される商工会議所へ
-発信力と求心力!会員、地域のニーズをかたちに!!-

中小企業の取り巻く経営環境が依然として厳しい中、本商工会議所では「中小企業の経営安定対策」を最重要課題として位置づけ企業支援を実施するとともに、国や関係機関に要望してまいりました。
 今年度は、中期行動計画(2011年~13年)の最終年度として、さらなる事業の充実を図るとともに、任期満了に伴う役員議員の改選期にあたり、新たなる英知を終結し、地域経済発展のために邁進していきます。

-詳細はこちらからご覧くださいP4,5

存在感を高め、信頼される商工会議所へ -発信力と求心力!会員、地域のニーズをかたちに!!-

株式会社アイ建設

低価格な木造耐火建築で 業界の注目を集める

代表取締役 遠藤 茂 氏(59才)
川口市南鳩ヶ谷6-5-13
TEL:048-452-8290
FAX:048-452-8291
http://www.ai-kensetsu.jp/

 細部まで行き届いた仕事を心がける

 今回取り上げるのは、南鳩ヶ谷にある工務店、アイ建設。社員は5名と小規模で、創立は平成19年の若い会社ながら、昨年5億円もの年商を叩き出した注目の企業だ。そんな同社を率いるのは、業界で40年のキャリアを持つという遠藤茂氏。仕事へのこだわりを聞くと「建築基準法の通りに作ること」という意外な答えが返ってきた。
「建築基準法を守るのは当たり前だと思われがちですが、実際はきちんと守られていないことが多いんです。たとえば、規格に合わない材料を使ったり、職人が自分のやり方で作業をしてしまったり。こういったことを防ぐため、弊社では細かい仕様まで明記した独自のマニュアルを作成し、工事に関わる人全員に厳守してもらっています。また、設計や見積もりの精度を上げ、細かい部分をきっちり詰めておくのも重要ですね」

他社に差をつける木造耐火建築とは

 細部まで手を抜かない誠実な仕事ぶりが評価され、最近では口コミや紹介による受注も増えてきたのだとか。さらに、絶対的な得意分野を持つのも同社の強みだという。
「弊社がもっとも得意としているのが『木造耐火建築』。その名の通り、高い耐火性能を備えた木造建築です。通常の木像建築と同じ骨組みを使いますが、内側の壁を二重にし、外側に強度と耐火性に優れたALCパネルを使うのが特徴。火事になっても延焼しにくく、倒壊の危険も少ないのが利点です」
 昨年、同社は木造耐火建築の普及に貢献したとして、日本木造住宅産業協会から表彰を受けている。この表彰を受けたのは全国でたったの4社。そのうち2社は住友林業、フジ住宅といった東証一部企業だ。この点から見ても、木造耐火建築の分野で同社がどれほど傑出した存在かがわかる。
「木造耐火建築を低価格で提供できるのも弊社の特長です。同業他社の坪単価が60~65万円なのに対し、弊社では55万円程度の坪単価を実現しました。ただし、価格は落としても、品質は絶対に下げたくありません。そのため、弊社では耐火建築に精通した職人を確保できるよう、外注の大工の手間賃を他社より高く設定しています」

ムダを省いて低価格を実現

 しかし、ここで疑問がひとつ。大工の手間賃を高くしているのなら、他社より安い価格で提供できる道理がわからない。一体どんな方法を使ったのか?
「材料と建築工程のムダを徹底的に省いたんです。たとえば、使う材料の個数を見積もりの段階で細かく決めて、余分な材料を発注しないようにする。釘1本のムダでも積み重なれば大きな金額になりますからね。また、個別の材料は、品質が同じでもメーカーによって価格が違うので、安いものを厳選してメーカーから直接購入するようにしています」

お互いの顔が見えるつきあいを

 このほか、営業職を置かず、仲介業者を入れない点も商品価格を抑える秘訣だとか。
「仕事は付き合いのある会社から直接受注することがほとんどで、顧客からの紹介も多い。だから、営業を雇う必要もないし、仲介業者にマージンを支払ってまで仕事を取る必要もありません。たまにウェブ上で工事業者を募っている仲介会社さんからお話が来ることもありますが、そういうのは一切お断り。もともと、私はお客さんとの間に余計な人や会社が入るのが嫌いです。細かいところに目が行き届かなくなるし、トラブルも多くなりますからね。むしろ、私はお客さんとできるだけ近いところで仕事がしたい。お互いに顔が見えるような、人と人とのつきあいでやっていきたいんです」

 

その他の掲載記事

【特集】
川口商工会議所 平成25年度事業計画・収支予算
【シリーズ】・かわぐちナビ/Oh!店最前線

・会員さんこんにちWA!

など

オンラインマガジンメニューへ

入会のご案内