2018年2月 Vol.531
川口商工会議所 会員情報誌『move(むうぶ)』から一部を掲載しています。
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今月の表紙:GREENMONGER.GARDENWORKS
代表 熊木 翔さん
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特集
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今月の表紙
GREENMONGER.GARDENWORKS
大切な仲間を守る、決意。
代表 熊木 翔さん
川口市石神597A108
TEL:048-271-9110
https://greenmonger-g.com/
誰もが目にしているはずなのに、誰にも認識されなかった矛盾。
日常に溶け込むこの不条理に気がついたとき、庭師である熊木翔氏の挑戦が幕を開けた。川口市石神にあるGREENMONGER.GARDENWORKSは、世の価値観に新たな風を巻き起さんと奮闘している新鋭の造園業者といえるだろう。
同社が業界、および社会に提案しているのは、人にとってはもちろんのこと、“犬にとっても快適”な庭づくり。それは、代表を務める熊木氏の頭をよぎった、小さな不安から始まった。「ある日、愛犬が植木の葉っぱをむしゃむしゃと食べていて。
『この植物は犬が食べても大丈夫なのか?』と、ふと疑問に思ったんです」調べてみると、その植物は、犬にとっては、有害な成分を含んでいることが判明した。ところが、植木のあった空間は、犬の同伴を認めている場所。
犬を歓迎しながらも、犬に有害な植物が平然とある矛盾に、熊木氏は驚きと悔しさを禁じ得なかった。
「僕にとって、犬は家族。しかも、庭師を生業としているのに、その瞬間まで、この矛盾に気づくことができなかったんです。
だからこそ、自分の力でなんとかしたいと思って。
創業時からお世話になっている商工会議所さんに相談しました」
情熱も理想もある。
しかし、それをいかにしてビジネスに転化すべきか。
商工会議所の担当者とともに構想、リサーチ、そして勉強に費やした日々は約2年間にも及んだという。
かくして、2016年、犬を切り口とした庭造りの提案は、経営革新計画として昇華される。熊木氏は自らを、犬の専門知識を有する新しいタイプの造園家、「ドッグガーデナー」と命名した。
次代の造園業界を盛り上げたい。
大好きな地元・川口の発展に寄与したい。
かねてから抱いていた理想と願いが、「大切な犬たちを守りたい」思いにリンクした。
情熱のカケラたちが紡いだ1本の線はスタートラインとなり、今、GREENMONGER.GARDENWORKSを新しい地平へと送り出している。
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