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日本商工会議所創立100周年記念式典 天皇陛下のおことば

日本商工会議所創立100周年記念式典

商工会議所の使命・役割を再認識し、未来への飛躍に向けた商工会議所の活動指針である宣言を公表

令和4年9月16日(金)  東京国際フォーラム

 

工会議所の母体は、中世より近世にかけて西欧諸都市において商工業者の間で結成された「ギルド」だといわれています。世界初の商工会議所は、1599年のフランスのマルセイユに組織されたマルセイユ商業会議所。それ以来ヨーロッパ大陸諸国には、フランスに範をとった商工会議所が続々設立されました。

日本においては、1878(明治11)年、江戸時代に欧米列強と締結した「貿易に関する不平等条約」の撤廃を目的に、東京、大阪、神戸の3か所に商法会議所として設立されたのがはじまりです。1922年に、事実上の日本商工会議所が誕生し、今日では商工会議所法に基づく認可法人の位置付けとなっています。

国に515ある商工会議所は、その地区内における商工業の総合的な発展を図り、兼ねて社会一般の福祉増進に資することを目的とし、地域の商工業者の意見を集約し、政策提言、経営支援、地域振興等、様々な活動を行っています

日本商工会議所は、各地の商工会議所の活動目的を円滑に遂行できるよう総合・調整し、その意見を代表しています。

の度、その日本商工会議所が創立100周年を迎えました。9月に開催された記念式典では、ご臨席の天皇陛下より経営指導員による中小企業の経営支援の取組みについてお言葉をいただきました。

 

 

天皇陛下のおことば

 日本商工会議所の創立100周年記念式典に、全国の商工会議所の皆さんと共に出席できることをうれしく思います。

 日本商工会議所は、大正11年、全国の商工業者を代表して、我が国の経済全体を俯瞰した活動を行うことを目的に、常設の商業会議所連合会として創立されました。それ以来、全国の商工会議所の意見が様々な場に反映されるようになり、また、商工業者の海外進出や人材育成の支援など、我が国の商工業の振興に寄与する事業活動が行われるようになったことは、誠に意義深いことと思います。

 今日では、515の商工会議所及び約123万の会員を擁する組織に成長し、全国の経営指導員による中小企業の経営支援や、検定試験などを通じた産業人材の育成、活力あふれるまちづくりのための取組など、中小企業の振興や、地域経済社会の活性化に大きく貢献する多様な事業活動を行われていることを喜ばしく思います。

 また、近年では、東日本大震災で被災された事業者への復興支援や、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者への支援などにも取り組まれていると聞きます。

 こうした日本商工会議所並びに全国の商工会議所関係者の長年にわたる尽力とたゆみない努力に、深く敬意を表します。

 今後とも、各地の商工会議所が、地域総合経済団体として幅広い活動を行われるとともに、日本商工会議所が、全国の商工会議所のネットワークを活用して、「地域とともに、未来を創る」の理念の下、中小企業と地域経済社会の活性化、ひいては我が国の経済の成長・発展に力を尽くされることを希望し、式典に寄せる言葉といたします。

(宮内庁HPより)

 

 

【関連】

日本商工会議所創立100周年特設サイト

宮内庁(主な式典におけるおことば)

 

【写真提供】

日本商工会議所

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