No.45 2001年3月号 Vol.328

錦町・鋳物工場前の池

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かつて川口の鋳物工場のそばには、池がよくあった。

特に川口の南部地域などは地盤が弱く、近くから土を取って来て盛土し、そこに工場等を建てた。土を取った後の窪地には水が湧き、池になったという。ただ、この池は鋳物工場から出るノロ(鋳物製品を造る時に出る廃棄物)の埋め立ての場として使われ、戦後にはほとんど埋め尽くされて見られなくなった。

「子供のころ、親からは『池に入ってはだめだ』とだけ言われ、どうしてだか分からないでいました。ノロには金属片などが混ざっていて危険だったからなのですね。しかし、妙仙寺というお寺を建てるためにできた『仙太郎池』だけは別でした。湧水の冷たいきれいな池で、よく泳いだり魚釣りしたのを憶えています(小原信治氏)」

写真提供:小原信治氏  昭和16年ころ

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