No.16 1998年9月号 Vol.298

青木町の和竿製造業者

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川口の青木地区から鳩ヶ谷にかけては、釣竿の大生産地だった。芝川河川敷に自生する布袋竹が釣竿に適し、また、大消費地の江戸にも近かったことなどによる。昭和30年ころには全国の釣竿生産額の9割近くを占めたが、後にグラスやカーボン製の竿に押され、今日、製造業者数は20数件ほどになっている。しかし、「川口和竿」は昭和53年に埼玉県伝統工芸品に、平成3年には国の伝統工芸品に指定され、現在、埼玉県釣竿工業連合組合(当時組合長・山野一男氏、現在は増田健治氏)などが中心となって、後継者育成の実地講習を行い、その再起を図っている。

写真は250年余りの歴史を持ち、現在も製造を続ける業者の昭和初期の風景。冬季に仕入れた材料の竹(矢竹など)を庭先で2~3ヶ月乾燥させている。

写真提供:山野雅弘氏 昭和10年ころ

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