オンラインマガジン 2018年1月 Vol.530

2018年1月 Vol.530

川口商工会議所 会員情報誌『move(むうぶ)』から一部を掲載しています。

特集

新春座談会2018 中小企業の成長力が地方創生のカギ

―詳細はこちらからご覧くださいP4~11-

今月の表紙

川口御成姫

新たなる年、新たなる始まり。

川口御成姫 村田 千宏さん(中央)
準御成姫 阿部 朱美玲さん(左)
準御成姫 佐藤 はるなさん(右)
2018年は、川口にとって、大きな意味を持つ年になるであろう。
4月には、待望の中核市への移行が実現。
そして、11月には4年に一度のビッグイベント、
川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつりが待っている。『川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり』は、
徳川将軍家が日光東照宮を参拝するために用いた御成道(街道)を、
社参行列や大名行列に扮した数百人規模の出演者がパレードするという、県内でも有数の一大イベントだ。
今月号は、新春特別企画として、この市を挙げた祭典のPRを担う3人のヒロインに焦点を当てる。
昨年10月の「川口御成姫コンテスト」で
見事「川口御成姫」に輝いた村田千宏さん(以下、村田)、
そして、「川口準御成姫」に輝いた
阿部朱美玲さん(以下、阿部)と佐藤はるなさん(以下、佐藤)である。村田「御成姫の活動は、華やかな衣装を着させていただいたり、一日署長になってみたりと、初めて経験することばかり。川口を見る目にも、これまでとは違った視点ができて、新しい発見や嬉しい驚きがたくさんあるんです」彼女たちには印象的なひとつの記憶があるという。
それは、御成姫になって間もないころに参加した、『川口市産品フェア2017』でのことだった。阿部「3人で『元気川口・御成道サンバ』という、川口のオリジナルソングの振付を披露していたんですが、観客のみなさんが一緒に踊ってくださって。いつの間にか会場が一体となっていて、想像以上の盛り上がりと感動があったんです」佐藤「あれは本当に楽しかったですね。市民のみなさんとの距離が近くて、笑顔もいっぱいいただけて。
なんだか私たちの方がパワーをもらっているような気持ちでした」村田「市民のみなさんと一体になって盛り上げていきたい、と改めて実感した瞬間でした。御成道まつりはもちろんのこと、川口のさらなる元気のためにも、これからもできることは、どんどん挑戦していきたいと思います」最後に、自分たちの強みは何か、この三姫に問うてみる。
彼女たちは、互いの意思を確かめるように、一瞬、顔を見合わせた。しかし、すぐに満面の笑みを浮かべ、口をそろえてこう言った。「私たち、とにかく川口が大好きなんです」

 

わらび座 公演営業部関東・中央事務所

黄や紅に花は咲かねどわらびは根っこを誇るもの

所長 髙田 鵬 氏
川口市南鳩ヶ谷5-28-18
TEL:048-286-8730http://www.warabi.jp/
日本の偉人を題材とした”ミュージカルを興行
映画館には何度も足を運ぶが、劇場となると一気にハードルが高くなり、行きたくてもチケット等の取り方がわからない…など思っている方は意外に多い。そのような中、もっと演劇への親しみと郷土の誇りを持ってもらうため、日本の偉人に焦点を当てたミュージカルの興行をしている会社が川口市にあることはご存知だろうか。今号ではその会社、わらび座を紹介する。
創業時は3人のミュージシャンから、今は巨大なカンパニーへ
「本拠地は秋田県にあります。もともとは東京で戦争に疲れた人を励ますために3人のミュージシャンから始まりました。当時、東京で働いている人たちは集団就職できた東北の方たちが多かったと聞いています。励ますつもりで歌った民謡ですが、リズムや旋律を知らないで歌っていたため、勉強のために民謡の宝庫である秋田県に移り住みました」
わらび座は今年で設立67年。3人で始まった同社は勉強と努力を日々積み重ね、今やみなに愛さる従業員240人、本拠地のほか、関東と関西に営業部を持つカンパニーになった。本拠地である秋田では「わらび劇場」という本格的な常設劇場を持ち、オリジナルミュージカルの公演を年間200ステージ以上行うほか、現在5つの公演グループで年間約1000回の公演を全国で行っている。昨年7月には川口文化センター・リリアで平賀源内を題材にしたミュージカル「げんない」を公演し、大好評を得た。
「皆さまが親しみを持ちやすいように、題材は日本人がほとんどです。教科書に載っている偉人を少々掘り下げる、また、教科書には出てこなくても日本の偉人はたくさんいます。彼らの見方を変えて心に響き、明日への元気や生きる糧になるような作品作りを心がけています。これらの作品を観た皆さまがもっと郷土を好きになって、誇ってくれたら良いと思っています」
同社は各興行のほか、あきた芸術村の企画運営も行っている。あきた芸術村とは、わらび劇場を中心に秋田県仙北市に展開するエンターテインメントリゾート施設のことであり、人と文化の出会いと交流の場として、芸術・芸能・ホテル・温泉・地ビール・工芸・郷土料理を丸ごと満喫できるリフレッシュゾーンとして、他には例のない“アート・ヴィレッジ(芸術村)”となっている。そこでは数々の感動体験を五感すべてで味わうことができ、社会人向けには演劇を使った研修プログラム、社員研修としての演劇ワークショップを実施しており、コミュニケーションプログラムとして高評価を得ている。
そこに住まう人たちの心が豊かになる活動を目指す
「演劇を通して郷土の偉人やふるさとをもっと多くの人に知っていただきたいと思っています。特に子どもたちはたくさんの可能性を秘めています。本や映像も良いですが、その場で生の人間が行っている舞台を観るということは、とても良い経験であり、一生の宝になるかもしれません。私たちわらび座は、花のような派手さはないですが、その土地土地に住む人の心が豊かになるような、そのような活動をして行きたいと思っています」
わらび座の理念は、「衆人愛敬(しゅにんあいぎょう)」。世阿弥が「風姿花伝」で記した言葉であり、大衆に愛されることが一座の中心であるという意味だが、その言葉に「私たちは心を育てるビジネスを通して広く社会に貢献します」と続く。ゆるぎない根を持ち、郷土愛と心を育む同社の更なる飛躍を期待したい。

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