ものづくり都市・川口の伝統と信頼の証 川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ) ブランド認定制度

伝統の高い技術力を示す 川口のものづくり企業

 川口市はものづくりを基幹産業とし、その成長を背景に商業、流通、緑化など多種多様な産業集積が形成されております。産業の発展は、経済活動のみならず、都市基盤整備、文化創造など地域社会の形成にも大きく貢献しており、今日の都市力の礎と言えます。
 本商工会議所は、本市の優れた製品や技術を認定し、高い技術や技能、ノウハウなどの魅力を全国に発信するとともに、認定企業の販路開拓・拡大を支援する『川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド認定制度』を推進しております。平成21年度より開始した本制度は、令和5年度新たに3製品・6技術を加え、71製品・50技術の全121ブランドを認定しております。
 さて、ようやくコロナの影響が薄まり、経済活動が活気を見せつつありますが、継続的な円安による原材料・エネルギー価格高騰など、地域中小企業においても厳しい経営環境が依然として続いております。
 その中で、本ブランド認定企業においては、新たなビジネスモデルや人材育成に取り組むなど、現状に満足せず果敢に挑戦を続けており、製造業のみならず中小企業全体の模範となっています。
 本商工会議所においても、行政機関をはじめ、金融機関や関係団体の皆様と引続き緊密な連携を図りながら、本市産業の活性化に取り組んでまいりますので、今後とも皆様方のご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

川口商工会議所 会頭 細野博隆

川口商工会議所 会頭 細野博隆

世界に誇る「川口ブランド」

 本市はこれまで、多様な製品、技術が集積する国内有数の中小企業都市として発展を続け、現在ではさまざまな産業が市内経済を支えております。川口商工会議所が認定する「川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド」は、市内中小企業の持つ技術、伝統と新たなアイディアの融合を体現しており、本市産業の発展を支える原動力となっております。
 こうした本市の優れた製品・技術を市内外に発信すべく、平成27年度より川口市市産品フェアを毎年開催しております。市産品フェアにおいては、「川口i-mono(いいもの)・川口i-waza(いいわざ)ブランド」の展示に加え、多くのブランド認定事業者に出展していただいたことで、「川口ブランド」が広く認知されたことと確信しております。
 長引く物価高騰により厳しい経済状況が続いておりますが、川口商工会議所及び中小企業の皆様と連携して、本市が誇る製品・技術のPRと活用促進に努め、市内事業者の販路拡大と市内経済の好循環の創出に向け全力で取り組んで参りますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

川口市長 奥ノ木信夫

川口市長 奥ノ木信夫